赤と黒の勇者「コンサドーレ札幌」を応援に、異国情緒あふれる函館に行った。

＜リベンジ！？函館山＞
領事館を見終わった後、再び函館山へ向かった。前日夜景を見ることが出来なかったので、せめて昼間の景色だけでも見ておこうと思ったからである。ロープウェイ山麓駅は前日程ではなかったものの、やはり観光客で混雑していた。函館山は標高３３５ｍで、津軽海峡の突き出るようにそびえ立っていて、山頂に上ると周りが海で囲まれているのが分かる。眼下にはこの日も雲が有ったものの、昨日の夜よりは少なく、一応景色を楽しむことが出来た。 山頂で函館に住む友人と待ち合わせをしていた為、友人が到着するまでの間、売店でお土産を見て時間をつぶした。

＜立待岬と”マメさんラーメン”と五稜郭＞
	私が山頂に着いて２０分ほど経った頃、友人が友達を連れて車（友人の友達の車）で登ってきた。友人とは久しぶりに会ったので少し雑談をした後、山を降り私の希望で立待岬に連れって行って貰った。石川啄木一族の墓の前を通り、もう少し行くと立待岬に着いた。岬からの景色も少し霞がかっていたが、見晴らしは良かった。しかし風が強く寒かったので１０分くらいで帰ってきてしまった。 立待岬を出るとちょうど昼時だったので、昼ご飯を食べに行くことにした。私が２人に「函館の美味しい物を食べさせてくれる所」とリクエストすると、「マメさんラーメン」という行列の出来る店があるというので、そこに連れて行ってもらった。ちょうど金森倉庫群のそばにあり、行ってみると確かに行列が出来ていた。２０分くらい待った後、ようやく席に案内された。この店はもともと函館で営業していたが、諸事情で一度閉店。その後、新横浜ラーメン博物館にオープンしたのを経て、２００１年４月に函館に復活したお店だそうだ。お勧めは塩ラーメンと教えられたので、私も塩ラーメンを注文した。麺はうどん用の中力粉を使用している為モチモチとした食感の細麺で、フノリが混ぜられている。スープを割とあっさりとして、おいしかったです。 昼食後、金森倉庫の中を少し見た後、今度は五稜郭に向かった。五稜郭とは「五つのとんがりがあるお城」と言う意味で、その名の通り上から見下ろすと五角形になっている。五稜郭のすぐ側には五稜郭タワーと言う展望施設がある。友人２人は展望台には登らず、私１人展望台からの景色を楽しんだ。（展望台は有料） 五稜郭内は桜の名所で、開花時期には花見客で賑わう所である。私が行ったこの日は、２〜３日前に開花宣言が出されたばかりで花は三分咲き程度だったが、見頃になっている木を探し宴会をしている人たちも大勢いた。 五稜郭を見終わった頃、帰りの列車の時間になったので友人と別れ函館駅に向かった。時間と言ってもまだ１時間くらいは余裕があったので、列車に乗る前に晩ご飯を食べることにした。もちろんおかずは、”いか！！”。駅前の朝市の場所でイカを安く食べさせてくれるところを探した。この朝市の場所にある食堂は夕方でも営業しているところが多いので、皆さんも行ってみては？ 私もイカの量が多そうなお店で待望の”いかソーメン定食”を食べ、この旅を終えた。